ハンドメイド雑貨を販売するにあたり、雑貨店委託をするなら取引店を探さなくてはなりません。
お店選びが上手くいくかどうかで作家として成功するかどうかが決まると言っても過言ではありません。
今日は良い委託販売先店舗の探し方をご紹介します。
ハンドメイド委託 良いお店の選び方
どこのお店でも良い、と手あたり次第応募すると後で必ず後悔します。
以下の事に気を付けてお店を選びましょう。
お店に買い物をしに行こう
自分で行ける範囲の場所にお店があるならお客さんとしてお店に行ってみましょう。
実際に行ってみることで
- 立地は良いか
- 接客はどうか
- 商品の管理はきちんとされているか
- お客さんは沢山いそうか
- お客さんの層は?
など様々な情報を先に知ることが出来ます。
仕事相手となる店長さんの人柄も実際会うことでより分かると思いますので、足を運んでみましょう。
そして出来れば何かお買い物をしてみましょう。
ラッピングはどのようにされるのか、など自分の作品を購入されたその先を知ることが出来ます。
お店が遠くて行けない方はインターネットで以下の事をチェックしましょう。
お店のホームページやブログをチェックしよう
- お店の雰囲気が自分好みかどうか
- 他の作家商品に似た雰囲気のものがないか
- 商品の価格設定は適正か
- 作家たちがこまめに納品をしているか
- 立地はよいか
- お客様に対する店長さんの姿勢はどうか
- こまめにブログなど更新しているか
- 店長が商品に愛情を持っているか
詳しく見ていきましょう。
<お店の雰囲気が自分好みかどうか>
お店の雰囲気が好きかどうか、直感で「好き」と思えるならお客様もお店の方もあなたの作る雑貨が「好き」だと思ってくれる確率が高いですよね。
自分の作る物がそのお店に並んで違和感がないか、溶け込んでいるかをチェックしましょう。
<他の作家商品に似た雰囲気のものがないか>
お店の方は売り上げを店内で取り合わないように、バランスを考えて作家を揃えます。
ダメ元で応募してみるのはありですが、その方と被らない方向で納品をする必要があります。
<作家たちがこまめに納品をしているか>
こまめに納品が出来るということはそれだけ商品が動いているからです。
納品するのには近い方でも交通費、遠方なら送料がかかります。
それに、モチベーションが高くないと難しい事ですので、
頻繁に商品が入れ替わるお店は良いお店だということになります。
<立地は良いか>
ハンドメイド作家として沢山のお店にお世話になってきました。
その中で大事だと思うことの1つは「立地」です。
どんなに商品の差別化ができていて、お店の方が良い方で・・・と条件が揃っていても立地が悪いと売り上げが見込めません。
立地が悪い場合はイベントなどに参加しているかどうかもチェックしておきましょう。
<こまめにブログなど更新しているか>
そんなこと大事?
と思いきや、個人的にはこれが結構「応募するべきお店かどうか」決める1つの指針になります。
大体雑貨店というのは少人数またはお一人で運営されていることが多いので忙しいものです。
ですが、今やお客さんはみなさんお店を探すのにネットを使いますよね。
お客さんの事、販売の事を考えている方こそ更新をされています。
また、そういう方はお金の事にもしっかりしている方が多いです。
<お客さんに対するスタッフさんの姿勢はどうか>
有名なお店で百貨店催事にもよく出展しているところでしたので信頼してお取引をしてしまった時の事です。
納品に伺った際に「うちのお客さんはオバサンが多いので~ 笑笑」と私におっしゃいました。
お客さんを馬鹿にしたような表現と口調を聞いた時にしまった!と思いましたが時すでに遅し。
でも、数カ月で支払いが滞ったりと撤退する理由が出来たためお取引を中止させていただきました。
(トラブルは嫌なので一身上の都合とさせていただきましたが・・・)
案の定数年で本店は閉店しました。
なによりもお客様を大事にしないお店はお客様にも大事にされません。
<店長が商品に愛情をもっているか>
店長さんの中には「作家に作らせている」というスタンスの方も多くお見受けします。
個人的にはそういう威圧的な方は苦手ですし、実際うっかりお世話になってしまって嫌な思いもしました。
(そういう方に限ってご自分に甘く、支払いが滞るなんてことがあるんです。)
ブログなどお客様に発信しているものがあるなら沢山読んで、「この方とお仕事がしたい」と思うかどうかチェックしてみると良いでしょう。
ここのお店に置いてもらいたい
絶対にここに置いてもらいたい!
そう思えるお店と出会えたならあなたはとても幸せです。
今現在私はそういうお店と信頼を持ったお取引をさせて頂いています。
私には敷居が高すぎるかも・・・そう思っても応募してみてよかったと心から思っています。
ハンドメイド作家の活動は考えているより地味かもしれません。
ですが、売れた時、お客さんの反応を知った時の喜びはひとしおです。
良い委託雑貨店舗が見つかると良いですね。