ハンドメイド作家として委託販売をしていると、どうしても出てきてしまうのが「売れ残りの在庫」。
家に置いておくと年月が経つにつれて在庫が膨れ上がってしまいますので、在庫処分の方法をご紹介します。
他店舗への商品にする
複数店舗で委託販売をしているならこれが一番簡単でしょうか。
ところ変われば売れ筋も変わります。
実際私もA店で一つも売れなかった商品がB店では人気商品になったことが何度もあります。
競合の作家さんとの兼ね合いや、来られるお客さんの層によって売れ線の商品は大きく変わることがあるので、在庫で戻ってきた商品はきっちりと検品をしたうえで別店舗でチャレンジすると良いでしょう。
ミンネなどネット販売にかける
インターネット販売は全国のお客さんが対象になるため、商品が探しやすいですよね。
お客様側も買いやすい媒体ですので、ミンネなどに登録して販売してみるのも良いと思います。
minne
福袋にして販売する
私が提携している雑貨店は売れ残った商品でも福袋にして販売するなら再入荷OKです。
ハッピーバッグを出すことのできるタイミングは案外沢山あります。
- 年明けお年賀福袋
- 冬物セール時期の福袋
- 春物セール時期の福袋
- 夏物セール時期の福袋
- ハロウィンセール時期の福袋
- クリスマス福袋
- ご自身のブランドのお誕生日
- お店の記念日
などなど実に年中タイミングがあります。
もちろん売れ残ったものだけを寄せ集めるよりは売りたい商品を軸に簡単なアイテムを足して。
見栄えをよくする努力も必要です。
赤字にならなければOK
福袋というと金額が高いと売れにくくなりますので、大体1000~3000円くらいが妥当です。
数点寄せ集めるので結局儲けがあるのか・・・?
と心配になることもありますよね。
ですが、売れ残った商品ですので個人的には赤字にならなければOK。
その年に作成した物はその年中に販売に載せてしまって、売れ残り在庫を抱えないスタイルを保つようにしています。
貪欲になることも必要
ハンドメイド作家として活動していくには「楽しい」だけではいけません。
利益が上がってはじめて、メンタルやクオリティが保てるのです。
これは長く続けていくと本当に納得する考えです。
ですので、お客様の満足度を上げるためにはまず自分が満足する事。
売上げ・利益を上げながら気持ちよく楽しく作成することがご自身のブランドを育てる大きな軸になると考えています。
いかがでしたでしょうか?
本日は売れ残りの在庫を処分(セール販売)する方法についてでした。
在庫を抱えずに良いサイクルを作りたいですね。