売れっ子作家さんになるにはどうしたらいいのか?委託販売やイベント販売を始めると必ず悩むポイントだと思います。
今日は少しでもその近道になるようなポイントについてまとめます。
10年以上のハンドメイド作家歴があります。ジャンルは布小物系。
お店の一番手と言っていただいたこともあります。
自分がどのように努力したか、また間近で見てきた有名ハンドメイドアーティストがどのように成功したかをご紹介します。
売れっ子ハンドメイド作家になるために
売れっ子作家とは(収入など)
- 一定数のファンがおり新作を出せばある程度販売の目処が立つ人
- 委託販売などなら良い位置作品をに並べてもらえる人
- 作品にも数にもよりますがバイト以上の収入になる方が多い
ハンドメイド作家なら誰もが憧れる売れっ子作家。
どのようにしてなるのか、正しい努力の仕方をご説明します。
作品の世界観を守る
作品を販売したいがために万人に向けて作品を作ってしまいたくなりますが、それはNG。
勿論お客さんに合わせるのは大切ですが、軸は絶対にブレてはいけません。
ペルソナの設定
そこで世界観を守るコツとして、「ペルソナ設定」をすることが重要。
自分の作品を買ってくれる人はどんな人なのか?またはどんな人に買って欲しいのか。
細かく設定すると良いです。難しければ特定の人を思い浮かべてその人に向けて作るイメージ。
家族でも、自分でも、芸能人でも良いです。
私が設定していたペルソナ
- 25-35歳くらいの女性
- こだわりのある服装やアイテムを好む
- 女性らしい(レース・キラキラ)が好き
- 休日はカフェと雑貨めぐり
- 接客業(アパレル業)
- 友達にプレゼントをするのが好き
このような感じで細かく設定していきましょう。
ニーズのあるアイテムやデザインを考える
作家・アーティスト・クリエイターとはいえ、自分の作りたいものばかり作っていてはいけません。
売れっ子とはつまり売り上げをあげられる人。お店に貢献できる人です。
そうなるにはお客さんのニーズを理解し、どのような物を求められているかマーケティングを常にする必要があります。
販売価格を逆算して設定する
よくある失敗としては価格を安く設定してしまうと言うことです。私自身この失敗は何度も繰り返しました。
商品の価格を下げるのは簡単ですがあげるのはとても大変。お客さんやお店の方を納得させる付加価値もさらに必要となります。
価格設定に迷ったら
- ハンドメイドを買うのが好きな人に聞く
- 市場価格を調査する
- 店長さんに相談する
そして大切なのはその商品から自分がいくら利益をあげたいかを考えること。
利益が出て初めて商売は成り立ちます。
仕事として続けていきたいならまずはその土台をしっかり作りましょう。
お客さんに覚えてもらう努力をする
商品を販売するにあたってお客さんに認知をしてもらう必要がありますよね。ビジネスの法則に「パレートの法則」という物があります。
パレートとは売り上げの8割は2割の顧客が支えているという法則です。つまり不覚認知してくれる顧客を作ることが必要です。
タグ・ピスネームをつける
商品を持って帰り包装紙から出してもピスネームが付けられていれば知らず知らずのうちに覚えてもらいやすいです。
ピスネームの種類や作り方は「ピスネームを自作しよう」で解説しています。
もし商品につけるのが難しいなら包装紙にでも良いので、必ず自分のブランド名の入ったタグを付けましょう。
作品にオリジナリティを出す
お客さんに覚えてもらうには作品のオリジナリティが一番。
他の作家にはない自分だけの色合わせやデザインがあると指名買いをしてもらえます。
そして、新規の顧客ができた時、シリーズをまるっと揃えてもらえることが多いので客単価も自ずと上がります。
カードやQRコードで調べてもらう
購入した商品を気に入った時にあなたのことを調べたくなるお客さんやあなたと委託契約をしたいという会社さんのためにあなたにたどり着けるようにしておくと良いです。
メールアドレスやSNSのアカウントなどを記載しておくのがおすすめ。
QRコードがあるとなお良いです。
SNSなどでの拡散を促す
あなたの作品の良さをSNSで拡散してもらいましょう。
ハッシュタグを指定して置いても良いですよね。
※ #ブランド名 で呟いてくださいと一文添えるだけでも効果ありです。
期待を超える努力をする
ハンドメイドなど手間や市場にない付加価値を求めてくださるお客さんだからこそ目に見えない価値を大切に考えてくださる方が多いです。
常にお客さんを驚かす、期待を超える、喜んでもらうということを考えながら活動しましょう。
自社ブランドを宣伝する
どんなに素敵な作品を作っても見てもらえなければ売れません。
そして、初めて見るものよりも知っている物を好むのは人間の特性です。
普段からブログやインスタグラム、ピンタレストなどを使ってどんどん発信していきましょう。
自社商品発信のコツ
- こだわりのポイント
- 苦労をした部分の裏話
- お手入れの仕方
- コーディネート例
などなど。
自分が購入者だとしたらどのような情報が欲しいかを考えて発信しましょう。
いかがでしたでしょうか。
本日は売れっ子のハンドメイド作家になるために必要な鉄則をご紹介しました。
これらが実行できればきっとファンのお客様が付いてくれます。たくさんの方に指名買いしてもらえるように準備しましょう。