ハンドメイド作品をワンランク上のものにしてくれる「ピスネーム」をご存知ですか?
商品につけるタグのようなもので、つけるととてもプロっぽく素敵な仕上がりになります。
ピスネームは外注もできるのですが、最近は自作する方もとても多いです。私も作っているのですが、「どうやって作るの?」と聞かれることもあるので作り方をご紹介します。
- ショップネームを入れないバージョン
- ジョップネームを入れるバージョン
この2つをご紹介します。
ピスネームとは
簡単にピスネームをご紹介します。
「ピスネーム」とは、衣服・アクセサリーに付ける、小さな四角形をしたタグの事。ブランドや、制作者のオリジナルネームが書かれた小さい布片です。
パソコンやシルクスクリーンで自作することも可能。ショップネームを入れずに作るならあっという間に作れてしまうので、ぜひハンドメイドに取り入れて下さい。
簡単ピスネームの作り方【自作する方法】
可愛い生地を使ったピスネームは簡単
小さな切れ端で作ることが出来ますので、普段からはぎれをとっておくと良いと思います。
4cm×6cmにはぎれをカットします。
小さめなら4cm×5cmでもよさそう。
これを中表に半分に折って短い方の辺を両方直線縫いします。
角やひっくり返すと邪魔になる部分をカットします。
表に返します。
まさかの出来上がりです wめちゃ簡単~。
ものの数秒で完成します。
作品に生える生地の選び方
普段から小さな生地が余った時はピスネームにしてストックしておきます。無地・柄生地どんなはぎれでも作ることができますが、基本的には柄は小さめが良いです。
ピスネームは目立ちすぎず、そっと添える感覚。作品の邪魔をしないシンプルなものがおすすめです。
- 無地のカラー生地
- 柄が小さめの生地
個人的には無地と小さめのドット柄をよく使っています。
ピスネームタグをつけるおすすめの位置
ピスネームをつける位置は目分量で決めます。あまりに上すぎたり、下過ぎないようにちょうど良いところを探します。
おすすめの位置は
- 作品の真ん中より少し上
- 何かしら布の切り返しがある部分
- 内側のポケット部分などにちらりと見せる
オリジナルのピスネームを作るなら
- テプラやピータッチキューブなどを使って印刷
- 消しゴムはんこで作る
- 刺繍で作る
- 業者にお願いする(小ロット)
ガーリーテプラを使って作る
ガーリーテプラを使うと簡単にリボンにショップネームを入れることができます。ネームが入るとブランド価値も上がりますよね。
お客さんにも「あの作家さんのだ」と覚えてもらいやすいです。
ファン作りには覚えてもらうことってとても大事!
どのようにファンを増やすかについては「売れっ子作家になるために」でもご説明しています。
長くハンドメイド作家を続けたい、売れっ子作家になりたいならここに投資をするべきです。
ピータッチキューブを使って作る
同じようなラベルライターですが、ピータッチキューブも人気です。
ピータッチキューブは真っ白で小さくインテリアにも馴染むところが良いですね。
ガーリーテプラと同じくリボンに印刷できるので、ピスネーム作りに向いています。
- お菓子のラッピング
- インテリアのラベルシール
- お子様のお名前シール
などにも大活躍します。
消しゴムはんこで作る
布用のインクを使ってブランドネームを消しゴムハンコで押されている方も多いです。
パソコンが苦手な方、消しゴムはんこを作るのが得意な方がこのような方法で作られています。
はんこを自分で掘るのは無理・・・。
そんな方ははんこだけ業者さんに作ってもらうということもできます。
私は駆け出し作家の頃ははんこだけオーダーして作っていました。
ショップ名だけでよければこういう事務系のもので十分。
そしてお値段も安いし始めやすいです。
刺繍を入れて作る
こだわりの強いハンドメイド作家さんは刺繍されている方もいらっしゃいます。
bonbon堂さんなんかは赤い刺繍でひと手間をかけて作られていて素敵。
技術がいるのでなかなか難しいとは思いますが、得意な方は刺繍で周りと差をつけても良いかと思います。
出来上がっているおしゃれなピスネーム
ピスネームはショップネームを入れなくても素敵な仕上がりになります。
もともと英語やフランス語で文字が入ったものも販売されています。
アルファベットがあるだけで可愛いですよね。
▼こちらで詳しくご紹介しています。
ピスネームを自作したい!手作りタグの作り方とおすすめショップ